iPhoneは私たちを驚かせ続けており、昨日の正式発表に続いて、2023年の製品ラインナップ全体がUSB-C – イーサネットアダプターをサポートし、Wi-Fi 6Eよりも高速なダウンロード速度で有線インターネット接続が可能になることが明らかになりました(ただし互換性のあるボックスが必要です)。
iPhone 15シリーズでは、USB-C – イーサネットアダプターによって有線インターネット接続が可能となり、Wi-Fi 6Eよりも高速なダウンロード速度を実現します。USB-Cポートを使用することで、外部スクリーンへのHDMI接続や逆充電など、さまざまな可能性が顧客に開かれます。このような機能は、iPhone 15モデル全体で利用可能であり、より高速なウェブサーフィンが実現されます。
USB-Cポートの活用
- USB-C – イーサネットアダプターによる有線インターネット接続
- HDMI経由で外部スクリーンに接続
- AirPodsなどへの充電
- iPhoneをiPad、Mac、PCに接続
- 古いシステムで音楽を再生する
- USB-C DAP機器での高音質視聴
- 外部ストレージデバイス(SSDなど)への接続
- マイクの接続
- 外部バッテリーへの接続
- SDカードへの接続
やはりここで1番多様されるであろう、SSD外部ストレージによるデータ保存について、色々と検証されている有志の方々の情報を拝見してみると
注意するポイントは、「iPhone15の給電値である4.5Wを超えない」これに尽きます。
今回のiPhone15 Proは、動画撮影時に外部ストレージを差し込む事で内部ストレージを超えた容量の撮影が可能となっています。というか、iPhone15 Proの128GBモデルの場合は、外部ストレージを接続しないとProResコーデックによる4K/60fpsの動画録画ができないという事実が明らかになっています。それ以外の256GBモデル、512GBモデル、および1TBモデルにはこの制限はありません。なので、ストレージが256GBからのPro Maxモデルにもこの制限はありません。
もはやその辺りのビデオカメラを過去の物にした、iPhone15 Proで運動会や結婚式の撮影などの長時間撮影場面を考えている方は、外付け外部ストレージの購入にはご注意してください。
さらに言えば、SDカードリーダーの接続も確認されていますので、ビデオカメラやデジカメなどのデータをiPhoneに直接読み込ませて、ファイルアプリなどで画像や動画の閲覧も可能のようです。
まとめ
iPhone 15シリーズでは、USB-Cポートの活用により、外部スクリーンへの接続や逆充電、他のデバイスとの接続など、さまざまな機能が利用できます。少し特殊ですが、USB-Cイーサネットアダプターを使用することで、有線インターネット接続や高速なダウンロード速度が実現されます。アダプター経由でイーサネットケーブルに接続すると、設定アプリに専用のメニューが表示され、IP情報やさまざまな設定オプションを簡単に設定できます。ちなみに1Gbpsの速度が出たことも報告されています。
発売当初まではiPhone15のUSB-C搭載には、高速充電・高速データ転送の部分にのみフォーカスされていましたが、蓋を開けてみれば、実に様々な周辺機器の利用が可能だと判明しました。これらの機能によりiPhone15の使い勝手が向上し、より活用の幅がこれからも広がる事が期待できるでしょう。