「あれ、鍵どこだっけ?」「財布が見当たらない!」
そんな日常の”プチパニック”から、私たちを救ってくれた魔法のタグ、Apple AirTag。2021年の登場以来、その手軽さとiPhoneとの連携力で、多くの人の”うっかり”を助け、”探し物”の概念を変えてくれましたよね!
Appleが最後に新しいデバイスを発表してから、気づけば約3ヶ月。ガジェット好きとしては、そろそろ”新しい何か”に胸を躍らせたい頃合いではないでしょうか?
そんな中、ついに! あのAirTagに第二世代モデル「AirTag 2」が登場するかもしれない、という熱い噂が飛び込んできました! しかも、その発表時期は「もう間もなく」かもしれません…!
って、ずっと噂に振り回されているうちに、高性能で低価格な物が沢山発売されちゃいましたけどね…。
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AirTag 2、発売日はいつ? 2つの有力説と”WWDC 2025″の可能性!

まず気になるのは、「で、AirTag 2はいつ出るの?」という点ですよね。現在、発売時期については2つの有力な情報が囁かれています。
- マーク・ガーマン氏(Bloomberg)説: Apple関連のリーク情報ではお馴染みのガーマン氏は、昨年、「2025年半ば頃」に新型AirTagが登場すると報じました。
- Kosutami氏(リーカー)説: 一方、今年2月には、Kosutami氏が「今年(2025年)の5月か6月」に発売されると主張。
この記事を書いているのは2025年5月末。「5月か6月」となると、もう本当に来月中にも発売される可能性があるということになります!
そして、6月といえば…そうです! Appleが開発者向けに開催する一大イベント「WWDC (世界開発者会議)」がありますよね! 2025年の基調講演は6月9日(月)。もしKosutami氏の情報が正しければ、このWWDC 2025でAirTag 2がサプライズ発表される…なんていう胸熱な展開も十分に考えられます!
ここまで進化する!AirTag 2に期待される”3つの神アップグレード”

では、肝心の中身はどう進化するのでしょうか? これまでのところ、AirTag 2には大きく分けて3つのアップグレードが噂されています。これがまた、どれも魅力的すぎるんです!
① 探せる範囲が3倍に!?「第2世代UWBチップ」搭載!
これが最大の目玉かもしれません! AirTag 2には、第2世代の超広帯域(UWB)チップ、通称「U2チップ」が搭載されると言われています。
このU2チップは、すでにiPhone 15シリーズやApple Watch Ultra 2に搭載されているもので、その最大の特徴は通信距離の大幅な向上です。現行のAirTagと比較して、なんと最大3倍の通信距離を実現する可能性があるというのです!
さらに、iPhone 15以降のモデルには、このU2チップを活用した**「高精度人物検出」**機能が搭載されています。これは、人混みの中でも友達を見つけやすくする機能で、最大約60メートル(200フィート)という驚異的な範囲をカバーします。
もしAirTag 2がこのU2チップを搭載すれば、「正確な場所を見つける」機能の範囲も劇的に広がり、「家の中で見つからない」レベルから、「ショッピングモールや公園で見失った」レベルまで、探し物の精度と範囲が格段に向上することが期待できます。これは、忘れ物が多い人にとってはまさに”神アップデート”と言えるでしょう!
② “音”で守る!「スピーカー強化」と安全対策
AirTagは便利な反面、ストーカー行為などに悪用される懸念も指摘されてきました。Appleはこれまでもソフトウェアアップデートで対策を講じてきましたが、AirTag 2ではハードウェアレベルでの対策も強化されるようです。
噂によると、スピーカーが改良され、改ざん防止機能が強化されるとのこと。
現行モデルは、音が少し小さいという声もありました。スピーカーが強化されれば、単純に物を見つけやすくなるだけでなく、意図せず持ち物にAirTagを付けられてしまった場合にも、その存在に気づきやすくなります。改ざん防止機能の強化と合わせて、より安心して使えるデバイスへと進化しそうです。
③ 未来の連携!「Apple Vision Proとの統合」
そして、もう一つ興味深いのが、Apple Vision Proとの連携強化です。
Apple Vision Proは、Appleが提唱する「空間コンピューティング」を実現するデバイス。これがAirTagと連携することで、一体どんな体験が可能になるのでしょうか?
もしかしたら、Vision Proを装着すると、部屋の中にあるAirTagの位置がAR(拡張現実)で表示されたり、特定の物を探すように指示すると、その場所までガイドしてくれたりするのかもしれません。まさにSF映画のような”未来の探し物”体験が、AirTag 2とVision Proによって実現する可能性があります。これは、まだ未知数な部分が多いですが、想像するだけでワクワクしますね!
見た目は変わらない? AirTag 2は”中身”で魅せる!

これだけ機能が進化すると、デザインも変わるのでは? と思うかもしれませんが、今のところ、大きなデザイン変更は予定されていないとのこと。
初代AirTagのシンプルでコンパクトなデザインは、多くのユーザーに受け入れられています。キーホルダーやバッグに取り付けやすい円盤状のデザインは、機能的にも優れています。Appleとしては、無理にデザインを変えるよりも、中身の技術的な進化に注力する戦略なのかもしれません。
まぁ、コレに関してはモノは言いようってことで…。
初代AirTagを振り返る – なぜ今、”2″が必要なのか?
初代AirTagは2021年4月に発表されました。米国での価格は1個29ドル、4個パック99ドルと、比較的手に取りやすい価格設定も魅力でした。
この4年間で、UWBチップの技術は進化し、ユーザーからは様々なフィードバックが寄せられました。通信距離の拡大や、セキュリティ面の強化は、多くのユーザーが望んでいた進化点と言えるでしょう。
初代AirTagが築いた「探し物」市場を、AirTag 2がさらに進化させ、より多くのユーザーにとって不可欠なアイテムとなる。Appleはそんな未来を描いているのかもしれません。
まとめ
- 発売時期: 2025年6月? WWDC 2025で発表の可能性大!
- 進化ポイント:
- U2チップで通信距離が最大3倍に!
- スピーカー強化で安全性と発見しやすさが向上!
- Vision Pro連携で未来の探し物体験へ!
- デザイン: 大きな変更はなさそう。
これらの情報が正しければ、AirTag 2は単なる忘れ物防止タグを超え、私たちの生活をさらに便利で、安全で、そして少し未来的にしてくれるデバイスになりそうです。
初代AirTagを愛用している人も、まだ使ったことがない人も、このAirTag 2の登場は大きなニュースとなるでしょう。まずは、6月9日に開催されるWWDC 2025の基調講演に注目です!