世界中で大ヒットを記録したアクションRPG『エルデンリング』。その続編を待ち望む声は多いものの、フロム・ソフトウェアの宮崎英高社長は、IGN Japanのインタビューで、当面はエルデンリングIPの拡大は考えていないと明言しました。この発言はファンにとって衝撃的だったかもしれませんが、同時にフロム・ソフトウェアの新たな挑戦への期待も高まります。
エルデンリングの最新情報まとめ
今後のエルデンリングDLCについて
フロム・ソフトウェアの宮崎英高社長はIGN Japanのインタビューで、エルデンリングのIP展開は当面見送られると明言しました。エルデンリング本編(2022年発売)とDLC「エルドツリーの影」(2024年発売)の高い評価を受けて、続編を期待する声も多い中、今回の発表はファンにとって少々残念なニュースかもしれません。
宮崎氏は以前、「エルドツリーの影」がエルデンリング唯一のDLCとなることを明かしていました。このDLCは近年稀に見る大規模なコンテンツであり、The Game Awardsではルール変更の上、年間最優秀ゲームにノミネートされるほどの高い評価を得ています。
過去のソウルライク作品(※Demon’s Soulsを除く)では複数DLCの展開が通例でしたが、近年はブラッドボーン(DLC1つ)、SEKIRO(DLCなし)と、その傾向は縮小しています。今回の「エルドツリーの影」をもって、フロム・ソフトウェアは他のプロジェクトへリソースを集中させる方針のようです。複数の新規プロジェクトが進行中とのことですが、詳細はまだ明かされていません。
今後の展開について、ブラッドボーンの続編は可能性が低い一方、SEKIROの新作もしくはSEKIROライクなタイトルの可能性が高いと噂されています。SEKIROの戦闘システムはフロム・ソフトウェアの従来作品とは一線を画しており、更なる発展の余地が十分にあると考えられます。また、アーマード・コアの新作も10年という長いブランクを経てリリースされたばかりであり、今後の展開に期待が高まります。
各カテゴリーに分けて詳細分析
1. なぜエルデンリング続編は当面ないのか?
- エルデンリングの成功に安住せず、複数の新規プロジェクトに注力
- DLC「エルドツリーの影」の規模は単なる追加コンテンツではなく、一つの作品としての完成度だから
- ブランドイメージの維持の為、続編の乱発による価値の低下を避ける
2. フロム・ソフトウェアの今後の展開
- 宮崎氏以外のディレクターによる新たな世界観
- ブラッドボーン、SEKIROの続編の可能性
- フロム・ソフトウェアらしさの高難易度アクション、独特の世界観、奥深いストーリー
宮崎氏の発言の真意とは
宮崎氏の発言は、エルデンリングの続編を完全に否定したわけではありません。「当面はない」ということは、将来的には可能性があるとも解釈できます。しかし、現時点では、フロム・ソフトウェアは複数の新規プロジェクトに開発リソースを集中させていると考えられます。
エルデンリングの成功は、フロム・ソフトウェアにとって大きな自信となりました。しかし、彼らは現状に満足することなく、常に新たな挑戦を続けています。宮崎氏自身も、インタビューで「新しいことに挑戦したい」という意欲を表明しています。
DLC「エルドツリーの影」は、単なる追加コンテンツの枠を超えた、一つの作品としての完成度を誇ります。The Game Awardsで年間最優秀ゲームにノミネートされたことからも、そのクオリティの高さが伺えます。フロム・ソフトウェアは、エルデンリングの世界をさらに深く掘り下げることに注力し、続編ではなくDLCという形で提供することを選択したと考えられます。
エルデンリングは、フロム・ソフトウェアにとって大きな成功を収めたIPです。安易に続編を乱発することで、ブランドイメージが低下するリスクもあります。フロム・ソフトウェアは、エルデンリングの価値を維持するために、慎重に続編の開発を進める必要があると考えているでしょう。
あとがき
エルデンリングのDLCは…調整前はホントに難しかった。難しすぎて萎えちゃった勢だから、個人的にはアーマード・コアの方を頑張って頂きたい!アーマード・コアは最高だから。
とはいえ、新DLCが発売された絶対に買ってしまうんですけどね。