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アマゾン傘下のBlinkがついに2K解像度の領域へと踏み出した。新作のBlink Wired Doorbell 2K+は、わずか49.99ドルという破壊的なプライスながら、玄関先の死角を許さない140度の広視野角を備えている。防犯カメラの低価格化が加速する中、耳にタコかもしれないが、この一台は「安かろう悪かろう」の時代を終わらせようとしているかもしれない。
特筆すべきは、1920×1920ピクセルのスクエアな解像度を採用した点だ。一般的な横長画面では見落としがちな、足元の置き配荷物から訪問者の顔までを、上下左右に広い視野で確実に捉え切る。
有線モデルが49.99ドル、設置の自由度が高いバッテリーモデルでも69.99ドルという設定は、先行する競合メーカーにとって大きな脅威となるだろう。ノイズキャンセリングを搭載した双方向通話機能により、騒がしい屋外でも訪問者とスムーズな対話が可能な点も実用的だ。

アマゾンのスマートホーム戦略は、高機能なRingと、コストパフォーマンス重視のBlinkという二段構えがより明確になった。これまでのBlinkは解像度の低さがボトルネックだったが、今回の2K対応によってその弱点を完全に克服している。Alexaとの親和性は言わずもがな、IP65の防塵防水性能を確保したことで、過酷な屋外環境下でも安定した運用が見込める。ワイヤレス版が汎用性の高い単3リチウム電池で動作するという設計も、導入のハードルを一段と下げている。
圧倒的な安さと実力で玄関のセキュリティを民主化するこの新モデル。今後はデバイスの性能以上に、クラウドストレージを含めたエコシステムの使い勝手がユーザー獲得の分水嶺になりそうだ。格安スマートホーム市場の勢力図は、このBlink 2K+の登場で一気に塗り替えられることになるだろう。
Source:Amazon

