米Ankerの新作は“挟む”電源タップ「Anker Nano Power Strip」は、机上と机下の配線地獄を終わらせる!

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デスク周りの配線整理という永遠の課題に、一つの明確な答えが出た。Ankerが米国で発売した「Anker Nano Power Strip(10-in-1、70W、クランプ式)」は、デスクの天板を直接挟み込んで固定する、全く新しいアプローチの電源タップだ。今年初めのCES 2026で披露され注目を集めていた本機が、ついに市場へと放たれた。

最大の特徴は、机の上と下で役割を完全に分けたデュアルゾーン設計。

天板の上に顔を出す上部セクションには、使いたい時だけ引き出せるポップアップ式ACコンセントが2口。さらに最大70W出力のUSB-Cポート2つと、最大12WのUSB-Aポート2つを備える。4つのUSBポートをフル稼働させても合計69Wの出力を確保。ノートPCの給電からスマートフォンの急速充電まで、手元で頻繁に抜き差しするデバイスの電力管理をここで一手に引き受ける。

対して、天板の下に隠れる下部セクション。こちらにはACコンセントが4口配置されている。モニターや外部ストレージといった「一度挿したら抜かない」太い電源ケーブルを机の下へ追いやり、視界から完全に消し去る仕組みだ。

GaN(窒化ガリウム)技術の恩恵もあり、合計10ポートを備えながら本体サイズは約153×52×101mmとコンパクトに収まっている。固定方法は本体一体型のノブを回すクランプ式を採用し、厚さ約12mmから45mmのデスクにガッチリと噛み付く。

底面に滑り止めパッドを貼っただけの従来品では、片手でケーブルを抜こうとすると本体ごと動いてしまうストレスがあった。しかし本機は天板に固定されているため、勢いよく引き抜いても本体がズレたり浮き上がったりすることとは無縁。1,500ジュールのサージ保護と過負荷保護機能も備え、安全面への配慮も抜かりない。

米国での価格は69.99ドル。Anker公式ストアやAmazonにて購入可能で、現在はマットブラックのみの展開だが、追ってマットホワイトモデルも追加される予定だ。

現時点で日本市場への投入時期は明かされていない。しかし、省スペース性がより切実に求められる日本のワーク環境において、このクランプ式デザインがもたらす恩恵は計り知れない。ただデバイスに電力を送るだけでなく、デスク上の空間そのものをデザインし直すツール。国内発売のアナウンスが待ち遠しい一台だ。

Source:Anker

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この記事を書いた人

私の始まりはプログラマーとしてシステム開発に携わり、ガジェットの内部構造や技術的な課題を深く理解してきました。その後は営業マンとして、技術が市場でどのように受け入れられ、どのようなニーズがあるのかを現場で学んできました。
この「技術的な解像度の高さ」と「市場における現実的な価値」という二つの視点が、このブログで情報をお届けする上での私の基盤となっています。

ちなみに私のガジェット愛の原点は、初代iPhoneよりもさらに昔、いにしえのPDA『Palm』に遡ります。あの頃の端末は「できないこと」だらけでした。しかし、限られた環境の中で「どうすれば目的を達成できるか」と知恵を絞り、工夫を凝らす作業こそが、私にとって最高の楽しみでした。

長らくは初代iPhoneからの筋金入りApple信者でしたが、進化の速度が凄まじい昨今、フラッグシップの安定感を持つApple製品に加え、多種多様な機能を提供するAndroid端末を深く使い込む機会が増えています。

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