大人気「Alldocube iPlay 50 Mini Pro」の登場により、今8インチタブレット界隈が熱い!

タブレットのシェアの大半を占める「絶対王者 iPad」を横目に、安価だけど低スペックな激安中華タブレットの中でも、更にニッチな「8インチ タブレット」に期待のタブレット「Alldocube iPlay 50 Mini Pro」が登場しました。

「Alldocube iPlay 50 Mini Pro」は日本で発売されるやいなや、即売の連続でいまだに在庫無しの状態が続いています。その人気の理由は、なんといっても「Mediatek Helio G99」の搭載でしょう。

※9月27日にAmazonに4000円引きクーポン付きで再販されましたが、すぐに在庫切れを起こしました。多分毎週補充されるとは思いますので、クーポン割引で購入希望の方は細かくチェックしておくことをお勧めします。

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待望のG99を搭載したAlldocube iPlay 50 Mini Pro

基本的に激安中華タブレットは低スペックが基本で、Amazonをみると同じような性能のタブレットで溢れかえるレッドオーシャンとなっていました。CoSもよくてT616なので、Antutuベンチマークでも頑張って24万点程度です。同じタブレットのiPadやGalaxyなどのハイエンドタブレットと比べると、天と地の差が開いていました。

そもそも、基本的に8インチタブレット需要が少ない現状とiPad mini一強なところがあり、中華メーカー各社も8インチタブレットは「低価格」の部分にフォーカスを当てるところが多いです。

さらに、購入者側もはなからスペックにはあまり期待しないので、「WEBページやYouTubeに使えりゃいいや」という気持ちの方も多いのが現状です。

そこで登場した「ALLDOCUBE iPlay 50 Mini Pro」は、Antutuベンチマーク「38万点以上」という素晴らしい数値を叩き出してくれました。他のハイエンドタブレットからすれば、『何いってんの?wwww』って思われるかもしれませんが、今までの現状を考えるととても素晴らしい進展です。

とはいえ、Widevine Level3だったり、シングルスピーカーだったりと、エンタメ用途メインで使う人にはイマイチな点もありますが、今までの激安中華タブレットの状況を見てきたガジェット好きな人からすれば、Helio G99搭載タブレットをこの価格帯で出してくれたことは、きっと他のメーカーにも影響を及ぼすと思われるので、今後の8インチタブレット界隈の未来が楽しみです。

Alldocube iPlay 50 Mini Proの特徴

外観とディスプレイ

Alldocube iPlay 50 Mini Proは、8.4インチの高精細なWUXGA(1920×1200)ディスプレイを採用しています。インセル方式により、反射を抑えつつ発色が良く、正面以外からの視野角も広い特徴があります。前作とほぼ同じディスプレイなのですが、本当に発色や輝度も良いので、色々なレビューを覗いてもみなさん満足されているようでした。

また、背面にはメタリックな外見にマット加工が施され、パッと見は「iPad mini6」のような見た目をしています。っというか、意識して寄せてきた感じはします。この価格帯の割にはプラスチック感も無く、高級感と手触りの良さも備えています。

パフォーマンス

iPlay 50 Mini Proは、UNISOC T606から「MediaTek Helio G99」へとパワーアップしたプロセッサを搭載しています。AnTuTuベンチマークスコアは1.5倍近い38万を超え、ブラウジングや動画視聴に加え、スペックが要求されるゲームもそこそこ快適に楽しむことができます。

とはいえ、3Dモリモリの激重ゲームの場合は、画質設定を下げる必要があります。メモリは8GBに加えて仮想メモリ最大値8GBにすることで、合計16GBまで拡張することが可能となっています。

ストレージは最大512GBまでのmicroSDカードに対応し、256GBの内部ストレージも用意されていますから、色々なアプリや動画データの保管にも問題はありません。

カメラとバッテリー

背面カメラは1300万画素、前面カメラは500万画素です。正直なところメモ代わりに撮るぐらいの性能と思っていた方がいいかもしれません。バッテリー容量は前作の4000mAhから5000mAhに増量され、18Wの急速充電にも対応しています。同梱されているACアダプターは5V/2Aなので、急速充電をしたい方は別途充電アダプターを用意する必要があります。

通信とその他機能

iPlay 50 Mini Proは、3G(W-CDMA:B1/2/5/8)および4G(FDD-LTE:B1/2/3/5/7/8/20/28AB、TD-LTE:B38/39/40/41)に対応しており、ソフトバンクのプラチナバンドLTEや楽天モバイルなども利用することができます。さらに、GPSやGLONASSもサポートしています。

Alldocube iPlay 50 Mini Proのスペック

Alldocube iPlay 50 Mini Pro
CPUMTK Helio G99 8コア
GPUMali G57 MC2
OSAndroid 13
ディスプレイ8.4インチ
解像度1920×1200
RAM16GB ( 8+8仮想 )
ストレージ256GB( 512GB拡張可能 )
カメラ5MP/13MP
WiFi2.4G/5G
BluetoothVer5.2
SIM2 × nano SIM + 1 × microSD ( SIM2はmicroSDと排他 )
バッテリー5000mAh
サイズ202.7×126 ×7.5mm
充電方式Type-C 18W PD充電(付属ACは5V)
重量306g
サウンドシングル、イヤホンジャック有り
Widevine L1非対応

やはりCoSの性能と他の激安中華タブレットの中では多めなRAM容量が際立ってますね。ただ少し残念なのは「Widevine L1」に非対応というところでしょうか。ちなみに、前作のiPlay 50 Miniは「Widevine L1」に対応となっていますので、映画などの用途に考えている方は、1万円ちょっとで買える「iPlay 50 Mini」の方も視野に入れてはみては如何でしょうか。正直動画視聴するだけなら、特jに不満などは無いとの報告も見かけています。

比較用ベンチマークスコア一覧

CPUAntutuV9 スコア
Snapdragon 860560000
Apple A12550000
Mediatek
G99
380000
Snapdragon 680250000
UNISOC T618250000
UNISOC T616240000
Snapdragon 730G220000
Mediatek MT8788216000
Snapdragon 665200000
UNISOC T610200000
UNISOC T606240000
UNISOC T310173000
Mediatek MT8169A135000
Mediatek MT8168100000
Mediatek MT876892000

前作比較とまとめ

Fire HD 10に搭載されているMT8183と比較して、iPlay 50 Mini ProのUNISOC T606はほぼ同水準であり、それと比較するとHelio G99は高いスコアを誇っています。さらに、メモリ容量はiPlay 50 Miniの4GBに対して8GBとなり、ストレージ容量もiPlay 50 Miniの64GBに対して256GBと大幅に増えました。

ただし、iPlay 50 MiniはWidevine L1に対応しているのに対し、iPlay 50 Mini ProはWidevine L1未対応となり、再生画質に差があります。とはいえ、8インチの画面サイズで観るのであれば、そこまで気になるレベルでは無いのかなと思っています。

ベンチマークが今までの8インチタブレットと比べると、素晴らしく向上しているというところはあるのですが、iPad miniのような使い方は難しいと思います。なので、無理をしてコレを購入しても世界が変わるわけでもなく・・・

『今までよりもスペックが向上しているところを実感して、一人でニヤニヤするタブレット』

というのは私の主観が入りすぎていると思いますが、多分ガジェット好きな人にはコレが正しい購入目的だと思います。

以上が「Alldocube iPlay 50 Mini Pro」に関する私見です。進化したパフォーマンスと機能、高精細なディスプレイなどが特徴であり、この8インチタブレットは今後の激安タブレットのスタンダードになってくれると思っています。

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