iPhone 16のOLEDディスプレイ量産ラッシュがスタート!一方でiPad AirのOLED化は来年になる?

iPhone 16の発売が待ち遠しい中、その注目されているOLED ディスプレイの量産が韓国の大手企業で既に本格化していることが明らかになりました。一方で、AppleのタブレットラインナップでもiPad Airがより早期にOLED化される可能性が浮上するなど、ディスプレイ技術の進化が加速しています。今回は、Apple製品の新たなディスプレイ戦略について詳しくお伝えしていきます。

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iPhone 16のOLED量産が本格化

韓国の業界関係者によると、AppleはiPhone 16向けに、サムスンから8,000万枚以上、LGから4,300万枚以上のOLEDパネルを発注したそうです。これは、今年のiPhone 16の販売台数が9,000万台と予想されていることを30%も上回る大量の発注となっています。

サムスンとLGは6月にiPhone 16用のOLEDスクリーンの初期生産を開始し、7月には大幅に生産を加速したそうです。Appleのサプライヤーである2社は、その約束を順調に進めていることから、第3四半期と第4四半期にかけてOLEDパネルの大量納品が見込まれています。

特にLGディスプレイは、昨年と比べて納入台数が約1,000万台も増加しており、これまでサムスンが握っていた市場シェアの一部を掌握することになります。つまり、韓国企業のOLED市場シェアが30%を超えることが予想されており、サムスンにとっては不利な状況となっています。

一方で、サムスンは安定した販売台数を維持しつつ、高価なiPhone 16 ProとPro Maxのスクリーンの割合が大きくなる(約60%)ことから、売上高の面では有利な立場にあるとも言えます。

iPad Airのより早期OLED化が浮上

続いて、iPad Airのディスプレイ戦略についてです。従来の予想では、iPad AirがOLED化されるのは2028年ごろと見られていましたが、新たな情報によると2026年にも前倒しされる可能性があるとのことです。

韓国メディアThe Elecによると、iPad Airがより早期にOLED化されるのは、Pro機種との差別化を図るためだと指摘されています。Pro機種はOLED技術を先行して採用してきましたが、より低価格のAirシリーズもOLED化されることで、iPadラインナップ全体のプレミア感が高まることが期待されています。

同時に、コストパフォーマンスの面でも注目されます。Pro機種と比べれば、Air機種のOLED化はより手頃な価格帯になると見られており、幅広いユーザー層に訴求できると考えられています。

iPadミニについても、同様にOLED化の可能性が指摘されていますが、The Elecによれば、この情報はまだ不確かだと述べられています。

まとめ

以上、iPhone 16とiPad Airのディスプレイ戦略について、韓国企業の量産ラッシュを交えてご紹介しました。

iPhone 16ではサムスンとLGが量産体制を強化しており、AppleのOLED需要に応えていくことが分かりました。一方でiPad Airは、2026年にOLED化される可能性が浮上するなど、Appleのタブレット戦略にも注目が集まっています。

ディスプレイ技術の進化が加速する中で、Appleはプレミアム感と価格コストのバランスを取りながら、製品ラインナップの差別化を図っていくことが予想されます。

そういえば、ずーっと前からOLED!OLED!OLED!っと何回書いたことでしょう…ようやく実装されることで嬉しくもありますが、もともとAppleのディスプレイってとても綺麗なので、OLEDディスプレイに変わったからといって見栄え的な変化を感じられるのかどうか…贅沢な悩みではありますが、気になるところではありますね。

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