iPadOS 18が提供する新たなカスタマイズ可能なタブバーを追加

2023年8月のiPadOS 18登場により、iPadユーザーはタブバーの使い勝手が大幅に改善されました。新タブバーでは、アプリ内での移動がよりスムーズになり、ユーザーの生産性が大幅に向上しています。
iPadOS 18のリリースにより、これまでiPhoneのようにアプリの下部に配置されていたタブバーが、縦向き表示ではアプリ上部に移動しました。この変更により、コンテンツに集中しやすくなり、インターフェイスの占有スペースが減少しているとAppleは説明しています。

カスタマイズ性の向上とショートカットの追加

新しいタブバーにはさらなる改良が加えられ、ユーザーはタブの配置をカスタマイズできるようになりました。アプリの側面に配置された完全バージョンのタブバーでは、様々なサービスへのショートカットを活用できます。タップやタブレットの向きを変えるだけで、タブの切り替えが可能です。

フローティングタブバーを使えば、Apple TVやApple Newsなど、アプリ内の様々な場所に簡単に移動できます。さらに詳細な操作が必要な場合は、エレガントなサイドバーに切り替えられます。ユーザーはお気に入りのタブを含むようにタブバーのカスタマイズも可能です。Appleはこれらの機能を通して、ユーザーのニーズに合わせた使い勝手の良いナビゲーション体験を提供しています。

開発者への柔軟性の提供

新しいタブバーでは、固定要素と可動要素の組み合わせが可能になりました。TV アプリのように、[ホーム]、[TV+]、[MLS]、[ストア]などのタブが固定されたセクションと、ユーザーがカスタマイズ可能な部分が共存しています。開発者はこの設計により、アプリ固有のナビゲーション体験を提供できるようになりました。

また、サイドバーからタブバーへの要素のドラッグ&ドロップが可能になったことで、開発者はより柔軟なインターフェイス設計を行えるようになりました。ただし、一部の要素は固定されており、開発者の裁量の範囲が限定されていることにも注意が必要です。

まとめ

iPadOS 18のタブバー改善は、ユーザーの生産性向上と開発者の柔軟性向上の両立を実現しています。縦向き表示でのタブバー配置変更や、カスタマイズ性の向上は、ユーザー体験の改善に大きな役割を果たしています。一方で、固定要素と可動要素の組み合わせにより、開発者はアプリ固有のナビゲーション設計が可能になりました。

iPadOS 18のベータ版はすでに開発者向けに提供されており、安定性も高いことから、ユーザーはこの新しいタブバー体験を早期に試すことができるようです。iOS 18の新機能と合わせて、iPad ユーザーはより生産的で快適なモバイル体験を享受できるようになるでしょう。

すんごい地味な変更点のお話ですけど、まぁ…メインはApple Pencilの手書き補正機能でしょう!これは是非日本語に対応して頂きたい!

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