iOS 18でSiriに新しい名前を付けれる?カスタマイズ可能な音声ショートカット機能の紹介

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Apple社が2023年8月にリリースしたiOS 18では、アクセシビリティ機能の強化の一環として、ユーザーがSiriに新しい呼び出し名を設定できる機能が追加されました。この機能を使えば、「Hey Siri」の代わりに任意の言葉でSiriを呼び出すことができるようになります。
※日本語に対応かどうかは不明

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iOS 18の新機能「音声ショートカット」とは?

iOS 18では、Siriの呼び出しに使うウェイクワードをカスタマイズできる「音声ショートカット」機能が追加されました。これまでは「Hey Siri」と呼びかける必要がありましたが、この新機能を使えば、「コンピューター」や「アシスタント」など、任意の言葉でSiriを起動することが可能になります。

設定方法は簡単で、設定アプリのアクセシビリティメニューから「音声ショートカット」を選択し、好きな言葉を登録するだけです。

音声ショートカットの使い方とメリット

音声ショートカットを使えば、Siriの呼び出しに加えて、様々な操作をショートカットとして登録できます。たとえば、「スクリーンショットを撮る」「音量を上げる」など、よく使う操作をショートカット化しておけば、音声コマンドで簡単に実行できるようになります。

特に、Siriの呼び出しに新しい言葉を使えるようになるのは大きなメリットといえるでしょう。これにより、ユーザーはSiriを自分なりにカスタマイズできるようになり、より使いやすくなります。

注意点とその他の活用方法

ただし、音声ショートカットにも注意点があります。設定した言葉を発音してから、Siriが起動するまでに若干の遅延がある点です。そのため、「Hey Siri、今何時?」のようなスムーズな発話ができません。ショートカットを実行する際は、ウェイクワードを発音してから、Siriの起動を待つ必要があります。

一方で、音声ショートカットには様々な応用が考えられます。たとえば、特定の音声ショートカットを登録しておけば、カスタムのサウンドでシステム機能をアクティブ化できるようになります。障害のあるユーザーにとっては、音声入力以外の操作手段として活用できるなど、アクセシビリティ面でも優れた機能といえるでしょう。

まとめ

iOS 18で追加された「音声ショートカット」機能は、Siriの呼び出しから各種操作まで、ユーザーが自由にカスタマイズできるようになった点で高く評価できます。

特に、Siriの起動ワードを自由に変更できるのは大きな魅力です。ただし、発音とSiriの起動タイミングにズレがあるのが難点です。それでも、様々な応用が期待できる優れた機能だと言えるでしょう。

しかし、肝心の日本語対応については今のところ不明ですが、これは是非対応して頂きたい機能ですね。

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この記事を書いた人

私の始まりはプログラマーとしてシステム開発に携わり、ガジェットの内部構造や技術的な課題を深く理解してきました。その後は営業マンとして、技術が市場でどのように受け入れられ、どのようなニーズがあるのかを現場で学んできました。
この「技術的な解像度の高さ」と「市場における現実的な価値」という二つの視点が、このブログで情報をお届けする上での私の基盤となっています。

ちなみに私のガジェット愛の原点は、初代iPhoneよりもさらに昔、いにしえのPDA『Palm』に遡ります。あの頃の端末は「できないこと」だらけでした。しかし、限られた環境の中で「どうすれば目的を達成できるか」と知恵を絞り、工夫を凝らす作業こそが、私にとって最高の楽しみでした。

長らくは初代iPhoneからの筋金入りApple信者でしたが、進化の速度が凄まじい昨今、フラッグシップの安定感を持つApple製品に加え、多種多様な機能を提供するAndroid端末を深く使い込む機会が増えています。

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