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名作オープンワールドRPGを一度買えば、家庭用ゲーム機とPCの両方で遊べる。CD PROJEKT REDは、2026年9月29日配信予定の『ウィッチャー3 ワイルドハント リマスター版』において、Xbox Play Anywhereに対応すると発表した。既存のXbox Series X|S版ユーザーは、追加コストゼロでWindows PC版を手に入れられる。コンソールとPCの垣根を完全に取り払う破格の施策だ。
Xbox Play Anywhereは、マイクロソフトのストア上でソフトを購入すると、追加料金なしでPC版のライセンスも手に入り、クラウド経由でセーブデータが自動同期される仕組みだ。リビングの大型テレビとXbox Series X|Sで遊んだ続きを、自室のゲーミングPCやWindows搭載の携帯型ゲーム機でそのまま再開できる。
【お知らせ】
— CD PROJEKT RED – Japan (@CDPRJP) September 21, 2026
9月29日の『ウィッチャー3 ワイルドハント』の「リマスターアップデート」配信に伴い、Xbox版が「Xbox Play Anywhere」に対応いたします。これにより、Xboxで『ウィッチャー3 ワイルドハント』をお持ちのお客様は、Microsoft…
今回の発表でとりわけ興味深いのは、日本国内のMicrosoft Storeで配信されるPC版が、同スタジオのPCタイトルとして初となる「CERO Z(18才以上のみ対象)」レーティングを取得する点だ。
日本のPCゲーム市場において、SteamやEpic Games Store、GOGといったグローバルプラットフォームでは、家庭用ゲーム機のようなCERO審査を通さず、各ストア独自の基準で配信されるのが一般的。現に今回の案内でも、Steamなどの他プラットフォームで提供されているPC版には影響がないと明記されている。
PC版でありながら家庭用と同じCEROの枠組みに組み込まれる今回の動きは、コンソールとPCのストア基盤を一本化するマイクロソフトのエコシステムならではの現象だ。
PlayStationをはじめとする競合プラットフォームでは、家庭用版とPC版を個別に買い直す必要がある中、ハードの境界を曖昧にするマイクロソフトの戦略は際立つ。ROG AllyなどのポータブルゲーミングPCが広く普及した現在、このクロスバイとクロスセーブの快適さはゲーマーにとって強力な選択肢となる。
ひとつのハードウェアに縛られず、ライフスタイルに合わせてデバイスをシームレスに行き来するプレイスタイル。今回の対応は、今後の大作マルチプラットフォームタイトルにおける流通のあり方を先取りした一手になるはずだ。


